1948年生まれ。神戸大学大学院工学研究科修士課程修了。
水質・大気環境部門で調査分析研究業務に約40年間従事。
工学博士。大学非常勤講師(平成21年~31年)
若い時から易占等に親しみ、平成22年から田中恵祥氏に師事。
易道恵祥派鑑定士。大阪府和泉市在住。
易に限らずその時々の出来事や感じたことを自由気ままに記すノート。
(公社)日本水環境学会関西支部の川部会のメンバーにより、十数年実施してきた関西地域の「川歩き」の活動をもとに、流域の地質、環境、史跡などについて、 17名の川部会の仲間による共著がついに発刊の運びとなった。 川の様子や史跡に関する豊富な写真が盛り込まれており、水質の経年変化やダム、生息生物についても記されている。因みに、筆者は、「安威川・神崎川」、「猪名川」等を担当。
「和泉市主催の元気カレッジスケッチ入門」に参加して、一昨年から始めた水彩画。恥ずかしながら、OB会の水彩画展に初めて3作品を出品。 場所は、和泉市の誇る唯一?の文化施設、和泉市久保惣記念美術館内の市民ギャラリー。館内の庭園は、和洋取り揃えてすばらしい。館内にはコンサートホールもある。 メンバーは、矍鑠たる87歳の平澤一晃先生をはじめとする、まさに元気なシニアーの面々である。水彩画は、時間を忘れさせる魅力を持っている。
13時昆陽池公園前を出発。 昆陽池は奈良時代に行基が築造したといわれる農業用ため池で、古来から和歌や俳句に読まれ、謡曲にも名前がでてくる歴史豊かなところである。 農水省ため池100選に選ばれ、池には多種類の野鳥が飛来し、野鳥ファンに親しまれ、カメラの放列?が池の周りのあちこちにみられた。 池の中の模擬日本列島の木々はカワウの糞で白く見えた。その後、桜の名所である瑞ヶ池(ずがいけ)、鴻臚館・賞月亭のある緑ヶ丘公園を通り、伊丹段丘と自然林からなる伊丹緑地(和泉式部墓,白洲次郎邸跡) を経て、有岡城北端の猪名野神社、清酒発祥の地伊丹にちなんだ旧岡田家酒蔵(日本酒の展示イベント中)、有岡城跡(荒木村重の居城)まで探索。 2万歩近い久しぶりの充実した川歩きとなった。 最後に、当地で2つだけ現存する酒蔵(老松酒造と小西酒造)の1つである後者の白雪ブルーワリーレストラン長寿蔵で新年宴会。 日本酒ならぬ多種の地ビールを楽しむことができた。
JR近江八幡駅前を11時10分出発。レンタカーで西湖周辺干拓地などを見ながら琵琶湖岸の愛知川河口へ。 湯の花井(愛知川を横断して埋められた樋で,伏流水を生活・農業用水路網へ)と隣接環濠集落等を見学。 蒲生野、万葉の森船岡山公園付近で昼食。 霧雨の中、永源寺(1361年に創建され,佐々木(六角)氏頼が開基した臨済宗永源寺派の本山)を参拝。 山門前や境内の黄色いモミジなど見事な紅葉に出会えた。続いて、永源寺ダム(コンクリート重量式とフィルの混合で最大発電出力5,000KW、 8,000haの農業用かんがい用水に供されている)を見学。近江牛の老舗「まるたけ近江西川」で懇親会。 それほどの雨にもあわず、珍しい黄色いもみじなど愛知川沿いの見事な紅葉を楽しめた川歩きであった。
余呉湖・余呉川を探索。余呉駅を時間通り出発。衣掛柳、余呉湖畔周遊し。深層曝気施設,琵琶湖水揚水機場を見学。 余呉川から導水取り入れ水路から余呉川を上流に遡り、取水樋門確認。 米原から敦賀へ繋がる刀根駅(若狭街道)と雁ケ谷駅(北国街道)の間の柳瀬山を越える柳瀬隧道往復。 リフトで賤ケ岳に登ると、余呉湖・琵琶湖の眺望も良好。余呉川側から旧西野隧道を通り抜けるとそこは琵琶湖湖岸の絶景。 暑い中にもかんかん照りでもない好天に恵まれた探索となった。夜は祭りの情緒ある長浜の街を堪能。
淀川川下り。枚方公園駅から、枚方市立鍵屋資料館へ。学芸員より館内説明を受けたのち、枚方船着き場より三十国船に乗船。ほぼ満員(45人程度)の盛況ぶり。 好天ながら、西風を強く受け、時折波しぶきを浴びながらの川下りとなった。案内人の玄人っぽい解説と尺八に合わせたお姉さん?の唄も聞きながら、枚方大橋、淀川新橋、豊里大 橋等をくぐり、両岸の取水口や渡し跡、ワンドなどを見て川を下った。後半、毛馬閘門での水位調整を体験し、淀川から大川へと進み、若干咲き始めた桜を眺めながら八軒屋浜に到着。天満橋、天神橋間の両岸を散策したのち懇親会となった。西風を除けば、船から眺める淀川の姿がよくわかる素晴らしい川下りであった。
高瀬川・みそそぎ川を行く。午後2時頃降りしきる雪の中、四条大橋付近を出発。少し西に並行して走る高瀬川沿いに木屋町通りを北行。 多くの橋、船入跡、京都市立立誠小学校跡や維新の志士たちの寓居跡、豊臣秀次公の墓所、瑞泉寺など見ながら、木屋町二条の一之船入まで風情のある雪の高瀬川を散策。 鴨川西岸を流れるみそそぎ川を見学。「がんこ二条苑」のある角倉了以別邸跡に到着。みそそぎ川の水を引き込んだ雪の庭園を散策。久々に足で歩いた趣のある川歩きであった。
円山川を行く。定刻どおりに加古川駅前を出発。朝来(あさご)PAで早い昼食後、雲海の城跡で有名な竹田城を微かにみながら、円山川沿いを北上し、円山川河口(日本海)へ到着した。 河口付近からやや上流にある戸島湿地を見学し。現場付近は海抜0m地帯でコウノトリの餌場になっている。 次に、少し上流の柱状節理の天然記念物玄武洞を見学後、兵庫県コウノトリの郷公園を見学した。西公開エリアで多くのコウノトリを見ることができた。
日高川を行く。JR日根野駅前を出発し、上之郷インターから阪和高速、有田インターからR424で日高川中流に。 藤まつり開催中の椿山ダム到着。快晴に恵まれ、日高川沿いの自然に触れながら、椿山ダム周辺を見学。 日高川は、2級河川、延長127km、水源は護摩壇山で日高港を経て太平洋に流れている。 ① 椿山(つばやま)ダム:日高川中流に建設された多目的ダムで、洪水調節、不特定用水の補給及び発電を目的。昭和28年7月の大水害を契機に、昭和39年から調査を開始し、平成元年3月に完成。重量コンクリートダム、総貯水容量:49,000千m3。椿山ダム湖はダム湖百選に選ばれている。 ② 佐井の鳴滝:筏流しの難所といわれ、渓谷が深く、川の流れが滝のような音を立てたので、鳴滝と呼ばれるようになったそうである。 ③ 新旧高津尾発電所:尾曾谷(おそだに)ダムより、およそ直径3mもの水圧鉄管により導水して水力発電。 ④ 道成寺:大宝元年(701)建立の和歌山県最古の寺で本堂のご本尊は日本で2番目に古い千手観音。安珍清姫伝説でも有名。
武庫川中上流を行く。日出坂洗い堰(多自然型川づくりによる河川整備)(写真左)を見た後、 青野ダム(治水目的の重力式コンクリートダム)と付帯された魚道(ダム湖と下流河川を遡上、 降下できるように何度も蛇行しながら段差を段階的に設置されており、他にはみられないほど長い区間の魚道がみられた) (1988年ダム竣工,2001年多自然型魚道竣工)を見学。 次に、三田市街地中心部を散策。三田藩は、九鬼水軍で知られる江戸時代に志摩から三田に移封され、 地域を発展させた。三田藩家老旧九鬼家住宅資料館(擬洋風建築)、心月院(歴代三田藩主墓所,白洲次郎・正子墓所)(写真右) などを見学。
樫井川を行く。天候は小雨だが決行。歴史館いずみさので京都九条家の荘園であった「日根荘」を中心とした荘園時代をテーマとした展示を見学。樫井川支川犬鳴川沿いに犬鳴山不動尊参道を遡ると七宝瀧寺がある。役行者開基による修験道場で行者の滝(写真左)に打たれる修行体験コースもある。天候の好転を期待して和泉葛城山へ向かうが、大阪湾一望の展望は望めず、
霧の中に、大阪府で唯一の天然のブナ林(写真右)を見る。静謐な雰囲気が感じられた。以前来た時は、和歌山側で見事な雲海(写真中)がみられたが。最後に、日根神社。古代の式内社で和泉五社の一つ。
泉南でこのような荘厳な神社が見られるとは。感じ入った。
有田焼きの里をを訪ねた。博多からJRで有田まで行って、レンタサイクルでまわった。ひな祭りのあとだったが、お雛様のコンクールの作品が展示されていた。香蘭社が有田焼きとは知らなかった。翌日、伊万里を訪ね、秘窯の里
大川内山を見学した。有田では見られない焼き物の里の雰囲気が味わえた。伊万里港から焼き物(磁器)が輸出されていたそうで、海に面していて開放的な雰囲気が感じられた。
趣味の陶芸。1分間でできる目玉焼き器(左)を試作した。下の器にベーコンを敷き、卵を割り、周りに野菜を並べて、塩、コショウをふる。穴あきのふたをして、電子レンジで卵だけなら1分、野菜など具をいれれば1.5?2分で朝食(中)のできあがり。誠に重宝している。優れものである。牡蠣やマッシュルームのアヒージョ(右)も簡単にできる。
東大阪市の鴻池新田会所とその南に東西に流れる路鴻池水路を散策した。大部分が蓋をされており、 その上に四季彩々どおりと人工河川が造られ、近くの下水処理場の高度処理水が流されている。近畿自動車道を横断して、 西に進むと徳庵橋付近で寝屋川に流入する。
野洲川探索に出かけた。流路延長65km、流域面積387km2の一級河川、琵琶湖に流入する河川の中で最長の 近江太郎とも呼ばれる川だ。 御在所山南の武平峠を超えて、野洲川源流付近を経て、野洲川ダム及び青土(おおづち)ダムを見学。 野洲川ダム(左下)は、重力式コンクリートダムで農業用のダム、青土ダム(右下)は、 中央遮水型ロックフィルダムで治水を主とした多目的ダムである。
ある会社の株の売買について易を立ててみた。
坤為地の四爻
嚢を括る。咎なく誉なし。「袋の口をくくるように発言に注意し、散財を控え平々凡々と過ごすことだ」(易経の知恵より)
ということで売買を見送った。所詮、金儲けに易を利用するのは邪道か。
紀の川水系吉野川に出かけた。南海橋本駅を出発。吉野川沿いに遡り、カヌーや鮎つりを眺めながら、近鉄下市口駅南のの千石橋のやや東にある下渕頭首工で吉野川の水を奈良県川に分水している地点を見学した。奈良盆地に降る雨は年間1,300m3と全国平均1,700m3と比べて少なく、吉野川から水道用水や農業用水として約1億m3もらっているそうだ。